壁面に定着用のアンカーを設置し終わったら鉄筋を組んでいきます。 本工事では擁壁表面が周囲の景観と馴染むように 型枠組立完了後に検査官の検査を受け終わったら、 墓参者の皆様、工事期間中は大変ご迷惑をおかけしましたが、 それでは次回またお会いしましょう。
ジメジメと降り続いた秋雨も、ようやく前線がいなくなりました。
晴れの日にはまさに秋晴れという言葉がふさわしいような
上空高くまで澄み渡った青空は気持ちよく、
肌に当たる空気は少しひんやりとしていて、
仕事をほっぽり出して自転車で遠出したくなります。
さて、それでは第3回目の北摂霊園の現場を紹介します。
今回は本工事の主工事である
擁壁工についてまとめたいと思います。
配筋自体は橋脚などに比べると単純ですが、
鉄筋屋さんの作業にはいつもほれぼれします。
化粧型枠という発泡スチロールで出来た型枠材を使用します。
コンクリート打設後には石積みの模様が出るはずですが、はてさて・・。
いよいよ生コンクリートの打設です。
今回はコンクリートポンプ車を使いましたが、
延長が長く配管が大変だったようです。
山の上なので天候が変わりやすく、特に今年は長雨が続き
それに加えて大型の台風21号にも見舞われるなどで、
工程が後へ後へと繰り越され、バタバタと忙しくなってしまいましたが
以下着工前と竣工時の写真です。
いかがでしたでしょうか?
だいたい同じ場所から同じ方向を向いて撮影しております。
表面にしっかりと石積みの模様が浮き上がり、綺麗な仕上がりですね。
通路は綺麗になり、石積みは補強されましたので
安心してお墓参りをなさってください。
本記事を含め全3回にわたり紹介してきたこの現場も竣工を迎えました。
さて、次は元請として大きな工事が控えておりますし、
下請として協力させていただいている現場もめいっぱい大忙しです。
今日も一日ご安全に!