2020年12月アーカイブ


あっという間に12月です。

あの暑かった夏の記憶も今は懐かしく
朝晩は随分と冷え込んできましたが
みなさん体調を崩してはいませんでしょうか?

今年は諸事情により風邪をひいても病院に行きにくくなっています。
体調管理を万全にして明るい歳末と笑顔の年明けを迎えましょう!

さて今回紹介する現場は大阪府発注工事の
「淀川水系二釜南砂防堰堤仮設工事(R1)」という工事です。
どういう工事かは7月4日付の記事
紹介していますのでご参照ください。


さてさて工事も佳境を迎えました。

この工事では砂防堰堤を築造する前段階として
ケーブルクレーン、いわゆる索道を設置する工事でしたが
論より証拠。写真を使って順を追って見ていきましょう。

まずは索道の基地を作るために現地の山を切り
大型土のうを積んで土砂の崩壊を食い止め、
基地の面積を確保するために反対側には盛土をしました。
PA050005-1.jpgPA120017-1.jpg

索道は重量物を吊って動くものなので、
支点は強固で重い構造にしなければいけません。
そのために生コンクリートを打設して基礎を作成しました。

性質上、見栄えを気にするものではありませんが
人力での打設に弊社の監督もへとへとになってその日は帰ってきていました。
PA260004-1.jpg

基地の敷地が整えば、いよいよ索道を設置していきます。

始まってしまえばあっという間の作業でしたが、
慣れた専門業者に施工していただいたおかげで
きっちりと設置することができました。
都市型土木の工事が多いので、
山での仕事はいろいろと勉強できる点も多く参考になりました。

PB160033-1.jpgPC080005-1.jpg

設置が終わったので索道がきちんと動くかどうか、
問題なく重量物を吊って動くかどうかを
大阪府の職員の方の立会のもと試験運転を実施しました。
PB270003-1.jpg

問題なく動くことを確認していただいたので、
今回のブログのタイトル通り、ユンボだって吊っていけます!
PB120001-1.jpg
PB170084-1.jpg

あと残っている弊社の仕事は最後の清掃と竣工書類の作成です。
今までの苦労も書類がしっかりしていなければ水の泡と化してしまうので
最後まで気を緩めずにやっていきましょう!

今日も一日ご安全に!


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